ブログ:音楽とベランダ

デヴィッド・リンチ

デヴィッド・リンチが逝ってしまいました。とてもユニークでオリジナルな人でした。彼の映画が好きでした。彼が存在していることが僕の勇気になりました。世界はまた少し退屈になりました。 「デヴィッドがもうこの世にいない今、世界に大きな穴が開いたような気がします。でも、彼がよく言っていたように『ドーナツに目を向けて、穴に目を向けないようにしましょう』。今日は金色の太陽と青空が広がる美しい日です」リンチの遺族のメッセージです。 R.I.P  

デヴィッド・リンチ

デヴィッド・リンチが逝ってしまいました。とてもユニークでオリジナルな人でした。彼の映画が好きでした。彼が存在していることが僕の勇気になりました。世界はまた少し退屈になりました。 「デヴィッドがもうこの世にいない今、世界に大きな穴が開いたような気がします。でも、彼がよく言っていたように『ドーナツに目を向けて、穴に目を向けないようにしましょう』。今日は金色の太陽と青空が広がる美しい日です」リンチの遺族のメッセージです。 R.I.P  

呼ばれ方

最初は一人で始めたお店なので、誰になんて呼ばれるかなんて気になることもなかったのですが、スタッフも結構増え、呼び名がないのも困るので今現在「オーナー」と呼ばれています。他にもう少しピンとくるものはないかとよく考えます。「社長」は会社じゃないので変だし、「ボス」はなんだかマッチョ感が強くてや。「店長」はもういる(妻)し「おい」と呼ばれたらやっぱりちょとけんか腰になるし、そうなれば今のが一番ましかなとも思います。以前ファンクの帝王 ジョージ・クリントンが来日中ソウル・バーを訪れた際、店主がマスターと呼ばれているのを知って、「こんな素敵な店なのだからマスターなんてもっと差別的な呼び名をしないで欲しい」 と言ったそうです。 マスターは奴隷制があった時代に白人の農園主に対して使われていた呼称です。そう呼び名はメッセージであり愛であり世界なのです。名前は体を表すので私がもっと立派になればよいのだけど。そういえば父は「先生」と呼ばれたな。さほど世間的に素晴らしい人ではなかったんだけど。愛すべき人ではあったな。

呼ばれ方

最初は一人で始めたお店なので、誰になんて呼ばれるかなんて気になることもなかったのですが、スタッフも結構増え、呼び名がないのも困るので今現在「オーナー」と呼ばれています。他にもう少しピンとくるものはないかとよく考えます。「社長」は会社じゃないので変だし、「ボス」はなんだかマッチョ感が強くてや。「店長」はもういる(妻)し「おい」と呼ばれたらやっぱりちょとけんか腰になるし、そうなれば今のが一番ましかなとも思います。以前ファンクの帝王 ジョージ・クリントンが来日中ソウル・バーを訪れた際、店主がマスターと呼ばれているのを知って、「こんな素敵な店なのだからマスターなんてもっと差別的な呼び名をしないで欲しい」 と言ったそうです。 マスターは奴隷制があった時代に白人の農園主に対して使われていた呼称です。そう呼び名はメッセージであり愛であり世界なのです。名前は体を表すので私がもっと立派になればよいのだけど。そういえば父は「先生」と呼ばれたな。さほど世間的に素晴らしい人ではなかったんだけど。愛すべき人ではあったな。

FELIXFABRICさんの本

紹介するのが遅れてしまったのですが、よくイラストをお願いしているFELIXFABRICさんが本を出しました。彼女は僕の数少ない若い友人なのですが、イラストレーター以外にもユーチューバーとしても人気で今回そのチャンネルの内容を書籍化。「本当のわたしを見つけに行こう」というタイトルで角川から出版されました。いかに楽に生きるか?をテーマにした哲学書(といっても難しくはない)。いつものクールなイラストとは違って筆者の熱い熱量が確かに感じられる。少し詰め込みすぎ?と感じるところもありますが、じっくり読めばきちんと答えてくれる、そんな一冊です。僕が本当の自分を今更探しにいったら家族が路頭に迷ってしまうのであれですが、もしどん詰まりだった若いころにこの本を読んだらきっと何らかの救いになったと思うのです。なのでタイトルにピンときた方は手に取ってみてください。ちなみにどん詰まりだった若いころ僕が手に取ったのはグレイトフル・デッドのジェリー・ガルシア著「自分の生き方を探している人へ」でした。お勧めはしません。人生は不思議ですね。 スピリチュアルなテイストは、間違えばカルトにQアノン的なものにつながるので取り扱い注意なのですが、僕はこの世には人間の理解を超えたものが存在すると信じているので、僕らは見えない何かの一部であるという考え方はありだと思ってます。(この解釈?あってる?)彼女はJAZZを好むのでこれからはぜひスピリチュアルなJAZZも聴いてほしいかな(笑)あんまりうるさくないのから勧めようかな。 とにかく自分の近くにいる人たちが何かを始め、それが形になるのを見るのはなんとも素敵なことではないですか。当店の書籍コーナーにも置いてあるので是非お手にとってください。 ※こちらは以前書いてもらったクリスマスのイラスト。いいですね。

FELIXFABRICさんの本

紹介するのが遅れてしまったのですが、よくイラストをお願いしているFELIXFABRICさんが本を出しました。彼女は僕の数少ない若い友人なのですが、イラストレーター以外にもユーチューバーとしても人気で今回そのチャンネルの内容を書籍化。「本当のわたしを見つけに行こう」というタイトルで角川から出版されました。いかに楽に生きるか?をテーマにした哲学書(といっても難しくはない)。いつものクールなイラストとは違って筆者の熱い熱量が確かに感じられる。少し詰め込みすぎ?と感じるところもありますが、じっくり読めばきちんと答えてくれる、そんな一冊です。僕が本当の自分を今更探しにいったら家族が路頭に迷ってしまうのであれですが、もしどん詰まりだった若いころにこの本を読んだらきっと何らかの救いになったと思うのです。なのでタイトルにピンときた方は手に取ってみてください。ちなみにどん詰まりだった若いころ僕が手に取ったのはグレイトフル・デッドのジェリー・ガルシア著「自分の生き方を探している人へ」でした。お勧めはしません。人生は不思議ですね。 スピリチュアルなテイストは、間違えばカルトにQアノン的なものにつながるので取り扱い注意なのですが、僕はこの世には人間の理解を超えたものが存在すると信じているので、僕らは見えない何かの一部であるという考え方はありだと思ってます。(この解釈?あってる?)彼女はJAZZを好むのでこれからはぜひスピリチュアルなJAZZも聴いてほしいかな(笑)あんまりうるさくないのから勧めようかな。 とにかく自分の近くにいる人たちが何かを始め、それが形になるのを見るのはなんとも素敵なことではないですか。当店の書籍コーナーにも置いてあるので是非お手にとってください。 ※こちらは以前書いてもらったクリスマスのイラスト。いいですね。

韓国すごいな

今朝12/4目覚めてtwitterを見るとこの一晩で韓国で起きたことに驚き。まるで映画ですね。韓国人の熱さを感じます。僕はK-POPは苦手なんだけどここは単純にうらやましく思います。日本ならどうなるか?同じことが起こったらこうはならないでしょうね。ほんのわずかな人がデモをやるくらいかな。ほとんどの人がいつも通り会社に行くんだろうな。これを日本人は冷静で思慮深いとみるか、ただの腰抜けの奴隷根性とみるか、いろいろな考え方がありますね。ただ僕はこのニュースをみて「すごいな韓国、うらやましいな」と思いました。市民のコメントや動画を観てちょっと泣きそうになりましたし。同じような場所で同じような時代を生きてもこうも違うのは何でですかね。僕たちは自分たちで民主主義を勝ちとったことがないからかな。でももうこの国では民主主義は別のものになっているので、僕らが取り返せば何か変わるのかもなんて思う12月のある日の朝。

韓国すごいな

今朝12/4目覚めてtwitterを見るとこの一晩で韓国で起きたことに驚き。まるで映画ですね。韓国人の熱さを感じます。僕はK-POPは苦手なんだけどここは単純にうらやましく思います。日本ならどうなるか?同じことが起こったらこうはならないでしょうね。ほんのわずかな人がデモをやるくらいかな。ほとんどの人がいつも通り会社に行くんだろうな。これを日本人は冷静で思慮深いとみるか、ただの腰抜けの奴隷根性とみるか、いろいろな考え方がありますね。ただ僕はこのニュースをみて「すごいな韓国、うらやましいな」と思いました。市民のコメントや動画を観てちょっと泣きそうになりましたし。同じような場所で同じような時代を生きてもこうも違うのは何でですかね。僕たちは自分たちで民主主義を勝ちとったことがないからかな。でももうこの国では民主主義は別のものになっているので、僕らが取り返せば何か変わるのかもなんて思う12月のある日の朝。

DESK LABOは17周年

10月24日でDESK LABOは17周年になります。ちょっと自分でもびっくりするような数字なんですが本当です。17歳といえば青春真っ最中。なんだか気恥ずかしくなるような甘酸っぱい感じ(気持ち悪いですね?)ですがお店で17年というとなんだかベテラン感が漂うのが不思議です。ここまで続けてこれたのもこのお店を愛し、ご利用頂いた多くのお客様のおかげです。ありがとうございました。あと10年は続けていきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いいたします。当日は何の予定もないのですが、妻と美味しいご飯くらい食べに行くかも知れません。17周年だからというわけではないのですが、ようやく下北のお店でレコードがかけられるようになりました。これで「アナログがいい音で聴ける文具店」になり理想のお店にまた一歩近づきました。機材は近所のJAZZ喫茶のオーナーに教えてもらい、リーズナブルでよい音のする機材をそろえることができました。やはり餅は餅屋ですね。アナログは本当に(盤によりますが)良い音がします。(この件についてはまた後日書きますので一部のマニアの方、お楽しみに。)昼間はなんだかバタバタ忙しく、レコードはかけ替えが結構大変なので5時過ぎくらいからアナログの時間になります。音楽好きの方、いい音で音楽を聴きながら好きな文具をお選びください。お待ちしております。それではこれからもよろしくお願いいたします。店主

DESK LABOは17周年

10月24日でDESK LABOは17周年になります。ちょっと自分でもびっくりするような数字なんですが本当です。17歳といえば青春真っ最中。なんだか気恥ずかしくなるような甘酸っぱい感じ(気持ち悪いですね?)ですがお店で17年というとなんだかベテラン感が漂うのが不思議です。ここまで続けてこれたのもこのお店を愛し、ご利用頂いた多くのお客様のおかげです。ありがとうございました。あと10年は続けていきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いいたします。当日は何の予定もないのですが、妻と美味しいご飯くらい食べに行くかも知れません。17周年だからというわけではないのですが、ようやく下北のお店でレコードがかけられるようになりました。これで「アナログがいい音で聴ける文具店」になり理想のお店にまた一歩近づきました。機材は近所のJAZZ喫茶のオーナーに教えてもらい、リーズナブルでよい音のする機材をそろえることができました。やはり餅は餅屋ですね。アナログは本当に(盤によりますが)良い音がします。(この件についてはまた後日書きますので一部のマニアの方、お楽しみに。)昼間はなんだかバタバタ忙しく、レコードはかけ替えが結構大変なので5時過ぎくらいからアナログの時間になります。音楽好きの方、いい音で音楽を聴きながら好きな文具をお選びください。お待ちしております。それではこれからもよろしくお願いいたします。店主

「シビル・ウォー」が現実になる日

今から一年くらい前に「アメリカは内戦に向かうのか」という本を読んだのですが、その時は「あるかもしれないけどまさかね。。」という感じでしたが、先日「シビル・ウォー」を映画館で観て「いや、来年くらいに何か起こりそう」と思ってしまいました。「シビル・ウォー」はアメリカで内戦がおこったらどうなる?というありそうな近未来をディストピア感満載で描いた傑作で、鑑賞中は没入感がすごく、見終わった後には心が苦しくなるほど。思ったほど戦闘シーンは多くないのですが、映画全体の緊張感がものすごい。それを逆手に取ったかのようなちょっとずれた音楽のチョイスがまた絶妙でこれも神経に来ます。「なんかすごいものを見た」という気になります。そして時折挟み込まれる美しい風景。これがとても印象に残ります。僕は勇気がなくてIMAXでは観なかったのですが、できるだけ音響のよい映画館でご鑑賞ください。サウンドがものすごく迫力があります。そして本編が終わってもしばらく(エンドロール)は見てから退場してください。最後はもうホラーです。  

「シビル・ウォー」が現実になる日

今から一年くらい前に「アメリカは内戦に向かうのか」という本を読んだのですが、その時は「あるかもしれないけどまさかね。。」という感じでしたが、先日「シビル・ウォー」を映画館で観て「いや、来年くらいに何か起こりそう」と思ってしまいました。「シビル・ウォー」はアメリカで内戦がおこったらどうなる?というありそうな近未来をディストピア感満載で描いた傑作で、鑑賞中は没入感がすごく、見終わった後には心が苦しくなるほど。思ったほど戦闘シーンは多くないのですが、映画全体の緊張感がものすごい。それを逆手に取ったかのようなちょっとずれた音楽のチョイスがまた絶妙でこれも神経に来ます。「なんかすごいものを見た」という気になります。そして時折挟み込まれる美しい風景。これがとても印象に残ります。僕は勇気がなくてIMAXでは観なかったのですが、できるだけ音響のよい映画館でご鑑賞ください。サウンドがものすごく迫力があります。そして本編が終わってもしばらく(エンドロール)は見てから退場してください。最後はもうホラーです。